8月22日(金)に、中学生を対象とした公開講座「分子の世界を見てみよう最先端測定子構造シミュレーション体験」を実施しました。
本講座では中学生6名が、物質化学コース5年生が機器分析実験や卒業研究で使用する、紫外可視分光光度計と分子構造シミュレーションコンピュータなどを実際に操作しました。まず、自分たちの手で蛍光物質を合成して色を分析し、さらになぜそのような色になるのか、高度な量子化学の理論に基づいて物質の性質を計算しました。
分子を実際に作るだけでなく、コンピューター画面上で分子を組み立てて、その形を入力するだけで、物質の性質を予測できる最新の材料設計方法にも触れることができ、参加者たちは興味津々でした。