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A.高等専門学校は、中学校卒業後の早い段階から、実験・実習・実技を重視した実践的な技術教育やきめ紬かい教育指導を通して、5年一貫の効果的な専門教育を行うことによって豊かな教養と専門の工学とを身に付けた実践的技術者の育成にあたっている高等教育機関で、全国に58校(うち、国立高専は51校55キャンパス)あります。
A.北九州高専は、国立の工業高等専門学校として昭和40年4月1日に創設されました。平成27年度には組織を編成し、5学科を生産デザイン工学科の1学科(機械創造システム、知能ロボットシステム、電気電子、情報システム、物質化学の5コース)に改組しました。
第1学年と第2学年前期までの1年と半年は、一般科目と専門基礎科目について全学生が共通に学習する期間とし、第2学年後期からは5つの専門コースにコース分けとなります。これにより、低学年での一般教育・専門教育の基本となる基礎学理の徹底した教育と専門コース教育への興味・関心の涵養高学年での高度専門教育と専門分野横断教育(融合教育)の実現、専攻科教育へのスムーズな連結性確保などを図っています。
A.1時限当り90分の授業が4時限まで割り振られています。カリキュラムは教養科目と専門科目で構成され、各々1年生から5年生まで配分されていますが、上級生へ向かうほど専門科目や演習・実験などの比重が高くなります。
A.1年生から3年生までは指定の制服を着用します。4年生以上は、制服の指定はありません。
A.女子学生の割合は約25%です。
A.「推薦による選抜」、「学力検査による選抜」及び「帰国生徒特別選抜」の3種類があります。
「推薦による選抜」は、推薦基準に基づき中学校長から推薦された学生を対象に、中学校長から提出された推薦書、調査書、作文及び面接(口頭試問を含む)により総合判定します。なお、「推薦による選抜」で合格内定に至らない場合は、「学力検査による選抜」または「帰国生徒特別選抜」を受けることができます。
「学力検査による選抜」は、学力検査(理科、英語、数学、国語、社会)及び中学校長から提出された調査書により総合判定します。
「帰国生徒特別選抜」は、外国において教育を受けた帰国生徒を対象に、学力検査(理科、英語、数学、国語)、面接及び調査書により総合判定します。
A.国公立高校や私立高校、私立高専を受験することは可能です。ただし、「推薦による選抜」の場合は、合格後の入学辞退は認められません。「学力検査による選抜」の場合は、合格発表後に入学確約書を提出すると、それ以後の入学辞退は認められません。
A.自宅が遠距離で通学できない学生のために学生寮(浩志寮)が用意されており、男子寮・女子寮ともに敷地内にあります。学生寮は「規律ある共同生活を行うことにより、将来にわたる人間形成に資するための教育寮」として設置されています。
A.ここ数年の就職と進学の割合は、おおよそ就職6割、進学4割程度です。就職希望者への求人倍率は20~30倍程度あり、ほとんどの学生は希望する企業や業種に就職しています。また、国立大学の工学系の学部を中心に、大学への編入学または専攻科へ進学しています。