8月20日(水)に、機械創造システムコースの公開講座【熱処理の不思議~形状記憶体験 ~】を開催し、小学4年生から6年生の10名が参加しました。
最初に、鉄鋼材料の熱処理(焼入れと焼戻し)の授業を行い、熱処理技術を紹介しました。形状記憶合金では、形状記憶の目的で熱処理(焼入れ)が行われていることを説明し、形状記憶合金用の針金を使った簡単な実験で、特徴や実用例を紹介しました。
40分ほどの授業のあと、本校教職員と機械創造システムコース5年生のサポートを受けながら、Ni-Ti合金を用いた熱処理(形状記憶処理)を体験しました。小学生たちが思い思いに記憶させたい形状を考え、Ni-Ti合金の針金で形を作りました。500 ℃ほどに加熱された炉に針金を入れてしばらく放置したあと、氷水に浸けて焼入れを行いました。
ある小学生は、「形状記憶合金に興味があり、参加しました。来年も出来たら参加したいです」と話していました。また、一緒に参加されたご家族からは、「5年生の学生さんに優しく丁寧に教えて頂き、子供だけでなく家族で楽しめました」との声もあがっていました。
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