11月1日(水)に、九州大学大学院理工学研究院 渡辺幸信先生にお越しいただき、本科3、4年生の希望者を対象に「九州大学工学部・九州沖縄9高専 連携教育プログラム」の説明会と、工学部融合基礎工学科で開講されている「融合工学概論Ⅰ、Ⅱ」の中から、「核融合について考えよう -太陽と核融合発電-」と題して50分のダイジェスト版模擬授業を行っていただきました。
本プログラムは令和5年4月入学生から実施されており、本校専攻科と九州大学工学部融合基礎工学科に同時に在籍し、高専専攻科の学修の⼀部を大学の単位とみなし、また大学における学修の一部を高専専攻科の単位とみなす相互単位認定制度を活用して、双方の修了要件単位を取得することで、九州大学からの卒業証書(学士(工学)の学位)と高専専攻科の修了証書を授与されるというものです。
説明会に参加した学生にとっては、今後の進路を考える上で、大変参考になったようです。また模擬授業では、大学が保有されている大がかりな実験装置の写真なども見せていただきながら、高専とは規模の異なる実験を行うのだと実感してくれていました。
本校からは本プログラムに、令和5年4月に2名が入学、令和6年4月には4名が入学予定となっており、今後も後輩が続いてくれるものと思います。