７月1４日（金）に「性の健康と権利に関する教育」について講演会を実施しました。
本講演は、「福岡県における性暴力を根絶し、性被害から県民等を守るための条例（平成31年福岡県条例第19号）」第11条に規定されています。そこで、性暴力根絶等に関する教育活動の一環として「性暴力の実態と社会の取り組み」という演題で、本科2年生に対して講演会を実施しました。
　本講演の目的は、県民全ての力で性暴力を根絶し、被害者も加害者も出さない社会、性暴力を許さず、被害者に寄り添う心を共有する社会を形成することでした。
　この講演を通して、性暴力は身近で発生していること、被害の影響、二次被害を生まないためのまわりの行い、性暴力についての社会の取り組みとその役割について理解が深まったようです。

　講演終了後では、以下のような感想がありました。
・加害者が知っている人や身近な人が８割ということに驚いた。
・性暴力の被害者の38%が10代であることに驚いた。
・「あなたのからだはあなたのもの、あなたのこころもあなたのもの。」という言葉が印象的だった。
・どんな人にも見えない「境界線」があり、プライベートゾーンを守ることは大切なことだとわかった。